もめんや日記

ぼちぼちと

叔母との特別な時間

昨日、能登町から金沢市に避難した叔母に会ってきた。

叔母は、2年前に亡くなった母の妹で、83歳になるという。

叔母の家は倒壊を免れたものの、断水で日常生活が困難。
正月に帰省していた孫娘一家のすすめで、娘夫婦と3人で移動したそうだ。
地震翌日の2日に13時間かかって、
避難先の孫娘の家に到着した。

昨日、電話で「お茶しよう」と叔母を外に連れ出し、2時間ほど話し込んだ。
親のようで、また、友達のような関係で話が弾んだ。

一日中会話をしないこともある、という。
4世代8人の中でも、Topは孤独だ。
83歳とはいえ、70代もずーっと働いていたし、
趣味の絵のサークルで友人と個展を開くなど、
なかなかアクティブな女性だった。

孫の家でも、やっぱりよその家。
近くに友人もいない。
時間がたてばたつほど孤独になるだろうなと思った。

手土産のスケッチブックと色鉛筆を渡して、またお会おうと言って別れた。
私にできることは、これぐらいだ。